ひび・あかぎれ・しもやけとは
ひびやあかぎれは冬場にみられ、寒い時や空気が乾燥しているときに、皮脂分泌や発汗が少ない手や足の皮膚にできる割れめをいいます。一般に傷が深いものをあかぎれ、浅いものをひびとよんでいます。
しもやけは、露出部、特に耳や手および足の指などの皮膚が、冬の寒さや特別な環境下の低温状態にさらされ、静脈血が停滞して起こるものです。
ひび・あかぎれ・しもやけの対処法
予防には、血行をよくすることが大切で、保湿やマッサージ、ビタミンEの補給などが効果的です。冬は特に、外気に触れる機会が多く、脱脂効果の高い洗剤などによる手荒れも多くみられます。外出時には手袋をはめ、保湿剤などによるスキンケアを心がけてください。
きず（きりきず、すりきず、つききず）には患部を清潔にして塗ってください。オロナインH軟膏はきず口を消毒し、化膿を防ぎます。
にきびとは？
年頃（思春期）になると皮脂腺の機能が活発になり、皮脂が過剰に分泌されます。
その結果、皮脂が毛穴をふさぎ、ニキビ菌が増殖して炎症を起こした状態をにきびといいます。黒い点（面ほう）が生じ、炎症をおこした赤いポツポツ（丘疹）や炎症のない白いポツポツ、炎症がすすむと黄色い膿ほうも見られます。
やけどとは？
やけどは、その深さによって１度から３度の３段階に分けられます。１度は赤くなるだけで水ぶくれはない状態。
家庭で直せる程度です。２度以上は専門医に診てもらうまで、冷たい水や氷で冷やすなど応急処置を行ってください。たかがやけどとバカにする人もいますが、２度以上の場合は適切な治療をしないと治療期間は長く、深い傷跡が残ります。
最近は電気毛布や使い捨てカイロといった、それほど熱くないものに長時間触れて生じる低温やけどが増えています。これによって生じるやけどは３度のことが多く、気づいたときには痛みがなく白いだけで、放置する場合が少なくありません。３度のやけどでは、皮膚の再生は望めず、体の違う部位から皮膚移植手術を行う場合もあります。
水虫とは？
カビの一種である白癬菌に感染した状態で、特に夏場に症状が悪化します。感染しやすい箇所は、湿り気があり、湿度が高く風通しのよくない足の指と指の間が最も多いですが、それ以外にも頭、顔、背中、胸、腹や四肢といった体のどこにでもできます。
水虫はできる場所によって呼び方が異なります。一般に、足にできる場合を「水虫」といい、頭部にできると「しらくも」、からだは「たむし」、陰股部は「いんきんたむし」と呼ばれています。
水虫の対処法
水虫に悩む人はたいへん多く、治療にも時間がかかります。一日中靴をはきっぱなしという人は、通気性のよい靴を選び、靴下にも気を配るなど普段から気をつけておくようにしましょう。
市販の水虫薬の他に、爪、毛髪や皮膚の中まで水虫におかされている場合には、水虫によく効く内服薬もあります。市販の水虫薬で症状がよくならない場合は皮膚科専門医を受診してください。
効能・効果
オロナインH軟膏をお使いいただける効果・効能のすべてです。
にきび ／吹出物 ／はたけ ／やけど(かるいもの) ／
ひび ／しもやけ ／あかぎれ ／きず ／
水虫(じゅくじゅくしていないもの) ／
たむし ／いんきん ／しらくも
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